大樹寺  (だいじゅじ) 成道山松安院大樹寺  浄土宗

愛知県岡崎市鴨田町字広元5-1







岡崎といえば三河徳川家、徳川(松平)家の菩提寺は浄土宗成道山大樹寺である 松平清康(家康の祖父)が多宝塔を建立して開基、1602年家康が勅願所とし、先祖8代の墓碑を建てたとするものだそうです。


県道248号大樹寺一丁目信号を過ぎ最初の信号を左折した途端、左手に大きな三門を見ることとなる。このお寺は松平家の菩提寺なのであるが駐車場は無料であるし、境内拝観も自由となっている。境内にも車寄せが有ったりと、街中のお寺という雰囲気が大変いい。


それでもこの山門前辺りは京都へでも来たような雰囲気を醸しだしている。三間一戸の三門の中には阿弥陀如来像を安置されているという。注意しておきたいのはこの山門から中の本堂を見るのもいいのであるが、逆に本堂前から三門の中に岡崎城を見ることが出来るということだ。これは徳川家とこの大樹寺との関係をあらわしていると思うのである。








































三河統一は1535年に松平清康によって成し遂げられた。清康はこの地に多宝塔を建立したのである。下層が方形、上層は円形となり、素木造り桧皮葺が調和した東海地方でも美しいとされる多宝塔でもある。


三門辺りから多宝塔へとつながる道の横には数体の石像が楽しげに、辛そうにも、のんびりとも一体一体の表情が違い、見ているものをして暖かさを感じさせてくれました。今の自分ははてさてどの石像なんだろうか?と思わしめます。


























大樹寺のホームページは http://home1.catvmics.ne.jp/~daijuji/です。

地図



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