醍醐寺  (だいごじ)  神護山醍醐寺  真言宗豊山派
  

 滋賀県長浜市醍醐町265   







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三修上人はふもとの池の中に光るものを見て伊吹山を開いたとも謂われる。別の言葉で言えば、日本の神により仏教に開眼されたのであり、その源にあるのは太古からの自然信仰であったはず。

傳教大師もそうであったように、仏教の思想がどのような過程を経て日本の国土にしみこみ、在来の自然の神々と混淆したのか、少しながら知ることができた。
神仏混淆が山岳信仰へ発展していった過程は近江に一番多いように思える。古い寺院はたいていが神体山の麓にあって、古墳や石造はその周辺に集中している。それは自然という条件に恵まれていたのと、民間に信仰が生きていたためであろう。

よく山懐のお寺に拝観に行くのであるが、そんなおり、村人たちの信仰心の深さに心が洗われることがある。

朝から晴れて春の彼岸ともなると暖かさを感じるものです。時折吹く風はまだ肌寒さを感じさせるに十分である、また長浜街道も伊吹山の山懐まで入ってくるとさすがに寒い。それでもこの古刹は長浜市街をこえて琵琶湖を望む高台に位置するだけに気分がいい。のんびりとこの小さな古刹を背にして眺めてみた。
もっともこの古刹は真言宗の寺であって、ただただ寺号の醍醐という名前だけで来てしまったところがある。後白河天皇の御代に建立された寺院であるが、今日まで幾多の変遷がありながら、堂内には時々を偲ばせる真言密教の宝物が保存されているのです。





























醍醐寺のホームページです


 醍醐寺の地図
http://map.goo.ne.jp/mapb.php?MAP=E136.20.33.880N35.26.6.140

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